2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築物への木材利用の一層の促進を図るため、令和3年10月に公共建築物等木材利用促進法が改正され、法の対象が公共建築物から建築物一般に拡大され、非住宅や中高層建築物などの分野で木造化・木質化が推進されてきています。一方で、多様な工法の建築物の普及、令和4年に改正された建築物省エネ法や建築基準法への対応、既存建築ストックのリフォーム需要の高まりに対応することも必要です。
当センターでは昨年度から林野庁補助事業「都市木造建築技術実証事業」において、中大規模建築における木造化・木質化等に向けて、建築物の実証を通じて木造での高い普及性が見込まれる建築、新たな技術の開発や再検証・改善に向けた取り組みを行っており、本成果報告会では、令和6年度における実証事業の成果を広く報告することにより、中大規模木造建築等の一層の普及推進を図ります。
| 開催日時 | 令和7年3月3日(月) 13:00~16:10 | 
|---|---|
| 参加費 | 無料 | 
| 参加方法 | WEBによるお申し込み。 下記の申込ボタンよりお申し込みください。 | 
| 定員 | 会場参加:100名 WEB参加:1,000名 ※定員に達し次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。 | 
| 主催 | 公益財団法人日本住宅・木材技術センター | 
| お問合せ | 都市木造報告会事務局 (Tel:0120-008-802 / Mail:toshimokuzou@koushuukai.com) | 
| 会場 | 木材会館(東京木材問屋協同組合)7F 大ホール 東京都江東区新木場1-18-8 <会場アクセス> https://www.mokuzai-tonya.jp/mokuzaikaikan/index.html#access | |
|---|---|---|
| 参加票 | 参加申込入力後「参加票」をメール送信します。 印刷し当日ご持参ください。 | |
| 説明資料 | 当日説明資料(印刷冊子)を配布します。 | |
| 参加案内メール・ 配布資料他 | 参加申込受付後「参加案内メール」を送信します。 ・ この参加案内メールに記載の「視聴URL」「ID・パスワード」によりご視聴下さい。 ・ 説明資料(PDF)もこの参加案内メールに記載の「説明資料URL」よりダウンロードしてください。(2月27日(木)からダウンロード可能となります。) | 
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| 視聴環境 | インターネットの動画(Youtube等)を快適に視聴できるPC環境でご視聴いただけます。 | 
| プログラム(予定) | ||||
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| 12:30 | 開場 | |||
| 13:00~13:05 | 主催者挨拶 | |||
| 13:05~13:10 | 来賓挨拶 | |||
| 都市木造建築技術実証事業 成果報告会 | ||||
| 13:10~14:50 | 13:10~14:30 | 成果報告(8事業者 各10分) ※報告内容は下記参照 | ||
| 14:30~14:50 | 講評 青木 謙治 氏 | 東京大学大学院 農学生命研究科 教授 | ||
| 講評 成瀬 友宏 氏 | 国立研究開発法人 建築研究所 防災研究グループ グループ長 | |||
| 14:50~15:00 | 休憩 | |||
| 基調講演 | ||||
| 15:00~16:10 | 「ひとが優しくなる建築:中大規模木造建築が目指すもの」 | |||
| 山代 悟 氏 | 有限会社ビルディングランドスケープ 代表取締役/ 芝浦工業大学建築学部 教授 | |||
| 16:10 | 閉会 | |||
| 報告内容 | |
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| 事業名 | 実施者 | 
| 国産材を利用した重ね210根太の技術実証 | 大東建託株式会社 | 
| 自社実験棟新築工事の建築実証 | 大東建託株式会社 | 
| 90分耐火集成材を活用した低コスト木造オフィスビル実現に向けた技術開発、改善実証 | 藤寿産業株式会社 | 
| 中大規模木造の施工性の向上に資する耐候性構造用合板の開発 | 株式会社日新 | 
| 施工性に優れた90分耐火壁・建築用木材の活用に向けた技術開発 | 一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 | 
| 枠組壁工法による中層建築物の普及に向けた試設計 | 一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 | 
| 構造用木材の強度試験の高度化に向けた技術開発 | 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会 | 
| TQ渋谷宇田川町新築工事の建築実証 | 東急建設株式会社 | 
※ 発表順は予定です。発表者は実施者の所属と異なる場合があります。